【伊達公子スタイル】

🪴土を暮らす

先日、9年越しにRisaさんの創造するワーホリとしてのプログラムが終了しました。ノルウェーから帰国して5年目。大変落ち着いた生活をしているRisaさん。

Risaさんは帰国し、ご自身で住むところを選び、パートナーを選び、仕事を見つけて選んで働きたい形を実現しています。

8年かけてこんまりメソッドを完成させ、4年ほど前に始めたコンポストを今でも続けています。コンポストのひとつの動作はシンプルです。ゴミを溜めて、それを埋めるだけ。でも、それをずっと続けるには、どこに自分の基盤があるか、何が自分の土台なのかがわからないとできません。風邪を引くときも、旅行に行く時も、引越しをする時もあるからです。

「幸せは自分の外にはない」これはRisaさんが帰国後に書いたエッセイの一文です。「幸せがなんなのか知りたい」と言って、世界一幸せの国だと言われるノルウェーまで行って1年間四苦八苦して、そして、得たとてもとても素敵な収穫でした。そして、それを基礎に、Risaさんはご自身のしあわせを探し、作り、人と分かち合うプロセスを粘り強くやってきました。それは、彼女をこんな素敵な場所に連れてきてくれました。

自分で、自分の気持ちをよく見て、自分のルールを作り、それを実行する。自分の幸せを実現していくことをを諦めない。それが本当に当たり前になった彼女に接するのは大変心地よい時間です。そして、それは同じように世界を見る人にとって、同じように心地よいだろうなぁと思います。

伊達公子スタイル」と私たちはそれを名付けています。今から30年ほど前、数多といる列強の中で、アジア人だった彼女は、ひたすらものすごく低い位置からレシーブを返し続けるという、とっても地味なやり方で、ウィンブルドンで、アメリカオープンで、8強とか、4強とかまで残るほど勝ち続けます。体格の大きな他の選手たちが上からの派手なサーブ&レシーブでいろんなボールを返して、スポーツ誌の表紙を飾る中、彼女はひたすら自分に向き合い、走り、学び、毎日を大切にして、静かに成長していきます。どれだけの努力をしたらそれができるの!という低いレシーブを見ながら、「かっこいいなぁ」とテレビを見ていました。

Risaさんも、私も、伊達公子スタイルの人間です。そして、英会話教室に、魔法学校に来てくださる人たちは皆さんそうです。派手さはあんまりなくて、こういう地味地味な努力をほとんど無意識に厭わずあたり前にできる人たちです。私たちにはSNSは向きません。表面的な会話もあんまりできないし、正直に生きることしかできません。そして、そうすることは周りから浮いてしまうので、いつも「これでいいのかな?」と思いながら、生きています。

でも、これでいいんです。それを確かめに、教室に来て仲間に会ってほっとしてください。勝手な想像ですが、伊達公子さんの生活は、今でも地味地味に毎日楽しいと思います。そんなふうに、毎日コンポストを続けられる安定した土台を自分が持つことで、どれだけ周りに安心を与えているか、どうぞ、気がついてください。あなたがあなたでいてここにいることの喜びを、どうぞたくさん受け取れますように。

Risaさん、大冒険をご一緒していただきましてありがとうございます。こんな素敵な宝物を私もいただきました。どうぞこれからも、ぜひ伊達公子スタイルを貫いてください。そしてたくさんの宝物を収穫してください。またご報告を聞くのを楽しみにしております。

*伊達さんのお名前の使用にあたってはご本人の許可を得ております。

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